こんにちわ!
3D・映像編集者 & オンライン講師のデリュージョン飯塚と申します!
今回は!初心者向けRedshiftノード解説シリーズ!
本記事では「RS TriPlanar」ノードの解説します。
それではいきます。
目次
「RS TriPlanar」ノードの解説
「RS TriPlanar」ノードとは?
「RS TriPlanar」ノードはX,Y,Z軸の3方向から投影するノードです。
"トライプラナー"と呼びます。
言葉だけじゃわかんないと思うので、実際に接続してみましょう。
Utilities → TriPlanar
を適用。
それを「RS Material」のDiffuse Colorに接続します。
マテリアルは球体モデルに適用しました。
するとモデルが真っ赤になりましたね。
ここでTriPlanarの「Same image on Each Axis」のチェックを外します。
すると何やら赤、青、緑の色が適用されました。
「RS TriPlanar」によって何が行われたかというと、それぞれの軸方向から色を投影したことになります。
"投影"と言う言葉がわかりにくいかもしれませんが、とりあえず色を変えていると思えばOKです。
Blend AmountやBlend Curveを調節すると
色の境界線を馴染ませることができます。
最初にチェックを外した「Same image on Each Axis」は何かというと、
「どの軸もImageXの色を投影する」といった設定です。
なのでチェックを入れるとImageXだけが有効になり、Y軸もZ軸も赤色を投影することになります。
よって全て同じ色になるんですね。
具体的な使い道
「RS TriPlanar」ノードが何者なのか、なんとなくわかったと思います。
じゃあいったいどんな時に使うのか。
それはずばり「継ぎ目を目立たせずにテクスチャを貼りたい時」です。
たとえばこの様なゾウのモデルに、
このようなテクスチャを適用させてみましょう。
Diffuse Colorに接続。
一見いい感じに見えますが、
逆側を見ると、継ぎ目が丸見えで良い状態とは言えません。
正しくUVマップを作成すれば防げる事ではありますが、割と難しいです。
こんな時にTriPlanarを使います。
「TextureノードのOut Color」を「RS TriPlanarのTexture > ImageX」に接続
「RS TriPlanarのOut Color」を「RS MaterialのDiffuse Color」に接続
そして、TriPlanarのBlendを調節します。
すると先程の継ぎ目は目立たなくなりました!
他の場所を見ても継ぎ目は見当たりません。
これはテクスチャを全軸方向から投影し、境界線をBlendでぼかしたことによる効果です。
このようにテクスチャの継ぎ目が目立つなぁと思った時にぜひ使ってみてください!
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まとめ
- 「RS TriPlanar」ノードの使い方を解説
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それでは今回の記事は以上です。
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以上、デリュージョン飯塚でした。
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