こんにちわ!
映像編集者のデリュージョン飯塚と申します!
今回は!初心者向けRedshiftノード解説シリーズ!
本記事では「RS Material」ノードの解説します。
それではいきます。
全ての項目は解説せず、よく使う項目のみを抜粋して解説します。ご了承ください。
目次
「RS Material」ノードの解説
概要
「RS Material」は
Nodes → Materials
の中にあるノードです。
Redshiftマテリアルを作成すると、最初から「Output」に接続されています。
タブメニューはこんな感じ。
今回は、この中で初心者の方にまずは覚えてもらいたい項目について解説します。
Base Properties
「Base Properties」はモデルの質感を決める基本となるパラメータです。
「Base Properties」のタブを選択すると、なにやらズラーっと項目が出てきます。
全部覚えるの大変・・・・と思うかもしれませんが、
メニューを閉じて見ると案外4つだけだったります。
まず覚えてほしいものを抜粋して解説します。
まず「Diffuse」
モデルの「色」を決めるものだと思ってください。
「Color」の色を変えるとモデルの色が変わります。
お次は「Reflection」
「反射」についての設定ができるパラメータです。
「Weight」で反射の強さを変更できます。
「Roughness」で表面粗さの調節が可能です。
読み方は"ラフネス"、つまり"ラフさ"と言う事。
「Roughness」 = 0
「Roughness」 = 0.169
値が大きいほどモデルの表面が粗くなります。
すなわち反射がぼやけていく感覚ですね。0.2ぐらいでも結構ぼやけます。
金属のようなピッカピカのものは「Roughness」の値が小さくなります。
残りのパラメータは屈折率だったり、双方向反射率分布関数だったり最初は難しいと思うので割愛します。
とりあえずは今回解説したところだけおさえておきましょう
パラメータが多すぎて、初心者のうちは何をどう設定していいのかわからないと思います。
なので、最初は「Preset」を活用しましょう。
「Preset」には「Glass(ガラス)」「Gold(金)」「Paper(紙)」などがあります。
各パラメータが設定された状態で保存されていますので、便利です。
Overall
「Overall」では不透明度や発光の調節ができます。
「Opacity」では不透明度の調節が可能。
不透明度は「色」で調節します。黒に近づくほどモデルが透明になっていきます。
「Emission」では発光の設定ができます。
色を設定し、「Emission Weight」をあげればモデルが発光していきます。
「Multi-SSS」、「Coating」他
「RS Material」ノードには他にも「Multi-SSS」や「Coating」タブなどがありますが、個別で解説したほうが良いところなのでここでは割愛します。

実際の使い方
実際の使用例をざっくりと紹介。
「RS Material」に限らずですが、Redshiftではノードでつないで使う方が断然に多いです。
例えばこのような「RS Noise」を
ノードで「Refl Roughness」につないで「Roughness」に不均一性を持たせるやり方や、
「RS Noise」を「Diffuse Color」に繋いでモデルの色にムラを持たせたり。
基本はこういった使い方をしますね。

初心者がまず覚えるべきRedshiftノード 10選

勉強中の方はぜひご参考ください。
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まとめ
- 「RS Material」ノードの使い方を解説
- Redshiftを今後本気でやるなら、まずは「基礎」を固めよう。
それでは今回の記事は以上です。
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特にCinema4Dは現状、日本語の情報がかなり少ないですからね。
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