こんにちわ!
映像編集者のデリュージョン飯塚と申します!
今回は!初心者向けRedshiftノード解説シリーズ!
本記事では「RS Color Layer」ノードの解説します。
それではいきます。
全ての項目は解説せず、よく使う項目のみを抜粋して解説します。
目次
「RS Color Layer」ノードの解説
「RS Color Layer」ノードとは?
「RS Color Layer」ノードは色を合成できるノードです。
上記のように出力は色情報になります。
「RS Color Layer」ノードは
「Nodes」 → 「Color」
にあります。

具体的な使い方を見ていきましょう!
具体的な使い方
「RS Color Layer」ノードでは、Base LayerのColorをメインに、Layer1 ~ 7で色を合成していきます。
PhotoshopやAfter Effectsのようなレイヤーの考え方をすればOKです。
ただ、Layerは数字が大きい方が上の階層にあるので注意。
具体的な使い方を見ていきましょう。
まず、「RS Color Layer」を適用し、「RS Material」の「Diffuse Color」につなぎます。
そして、Layer1~7のEnableのチェックを外し、Base Layerを緑色にします。
すると、モデルが緑色になりました。
ここで、Layer1のEnableのチェックを入れると、モデルが真っ黒になると思います。
これなにかと言うと、
「Layer1のColor」が「Base LayerのColor」の上に完全に乗っかっちゃってる状態なんですよね。
ただここでLayer1の「Mask」を0にすると、緑色に戻ります。
「Mask」は「レイヤーの不透明度」みたいな感じです。
「RS Color Layer」では、この「Mask」を駆使して色の合成を行っていきます。
たとえば「RS Noise」ノードを「Layer 1 Mask」に接続してみましょう。
すると、部分部分が黒くなったのがわかると思います。
「RS Noise」は白黒情報をランダムに生成するノードです。
直接Outputにつなぐとこんな感じ。
これを「Mask」につないでたわけですから、
白の部分がMask = 1となり、黒の部分がMask = 0になっていたわけです。


さぁここでLayer2のEnableにチェックを入れてみましょう。
すると、また真っ黒になってしまいましたね。
これはLayer2の方がLayer1よりも階層が上だからです。
別種類のNoiseをLayer2のMaskに接続し、Colorを赤にしてみました。
「RS Color Layer」ノードでは、このようにして色を合成することができます。
ちなみにそれぞれのレイヤーは合成モードが変更可能です。
レイヤーを7つ以上使いたくなったら?
さらにレイヤーを重ねて色を作りたいけど、「RS Color Layer」ノードには7までしかない!
と言う時どうすればいいのか?
なさそうで意外とあるのがこの状況。
そんな時は新しく「RS Color Layer」ノードを作って、Base Colorに接続すればOK
これで実質無限にレイヤーを重ねていくことができます。
初心者がまず覚えるべきRedshiftノード 10選

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まとめ
- 「RS Color Layer」ノードの使い方を解説
- Redshiftを今後本気でやるなら、まずは「基礎」を固めよう。
それでは今回の記事は以上です。
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特にCinema4Dは現状、日本語の情報がかなり少ないですからね。
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