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【日本語チュートリアル】World CreatorとCinema4Dで砂漠地形を作る【使い方 連携】

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こんにちわ!
映像編集者のデリュージョン飯塚と申します!

今回は!World CreatorとCinema4Dを使って砂漠地形を作るチュートリアル記事!
World Creatorの具体的な使い方を実戦で学びましょう!

この記事はこんな人におすすめ
  • World Creatorを勉強中の人
  • World Creatorの使い方が知りたい人
  • World CreatorとCinema4Dの連携が知りたい人


作るのはこちら。
この記事を読めば、World Creatorの使い方の流れが理解できます。

この記事を書いた人
飯塚
  •     映像編集者
        (副業:20 ~ 30万円/月)
  •     youtuber
      (チャンネル登録者数:約25000人)
  •     web製作者
映像編集、3DCG、YouTube、ブログ、Web制作など色々やってる副業バカ。

 

僕は、数ある地形ソフトの中からWorld Creatorを愛用中!

それではいきましょう!


参考チュートリアル動画
2023年12月3日 速報
World Creator様と正式に提携させていただきました!

World Creatorの永続ライセンスを»IzukaEffectsOnline(本オンラインショップ)にて特別価格で販売中です!
IzukaEffectsOnline
World Creator価格表
プラン »IzukaEffectsOnline »公式HP
Casual License 22,000円
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Professional License 42,500円
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非常にお安くご購入できますので、ぜひご活用ください。

※公式HPの価格は手数料が含まれているため、通常の為替レートよりも高くなっております。
また、価格は為替レートによって今後変更する可能性があります。

・公式との提携が終了次第、販売を予告なく終了する可能性があります。
・パスワードの発行には2~3営業日程度の時間を要する可能性があります。
※この記事はWorld Creator 2を使用しています。
最新バージョンである2023の記事は現在執筆中ですので今しばらくお待ちください。

World CreatorとCinema4Dで砂漠地形を作る

使うソフト
  • World Creator
  • Cinema4D
  • Photoshop
  • Redshiftレンダラー
  • 以上のソフトを使って作成していきます。
    PhotoshopとRedshiftレンダラーについては別のものでも代用可能です。

    流れは以下の通り。

  • World Creatorで砂漠地形作成
  • World Creatorでテクスチャ用マップを作成
  • 書き出し → Photoshopで調整
  • Cinema4Dで作成
  • それでは作っていきましょう!

    World Creatorで地形作成



    さて、早速World Creatorを起動したらまずやってほしいのが、保存!

    World Creatorはかなり安定したソフトなので、落ちる事はほぼないと思いますが、
    備えあれば憂いなし。プロジェクトを保存しておきましょう。

    Ctrl + Sをクリック








    するとどのようにプロジェクトを保存するのか聞かれます。
    「Folder Structure」がおすすめです。こちらをクリック。








    ①:プロジェクトのパス
    ②:プロジェクトネーム
    を入力し、Saveをクリック。

    これでプロジェクトの保存が完了しました。








    まずは地形サイズを大きくしましょう。

    BASE → TERRAIN SIZE
    デフォルトでは2048ずつになっていると思うので、4096をクリック








    次に砂漠地形を作成していきます。

    BASE → CUSTOM BASE PROPERTIES
    の「Custom Base Shape」にチェックし、「Edit Shape」をクリック








    すると地形作成モードになります。
    ポイントをつかんで盛り上げてお好きな地形を作りましょう。








    Selection Toolで真ん中の「Circleモード」を選び、
    「Radius」をあげると複数のポイントを同時に掴むことができます。








    こんな感じの地形にしました!
    これは後からでも変更可能なので、なんとなくでOKです。

    この状態だと砂漠には見えないので、フィルターをかけていきます。








    FILTERS → FILTER LAYERS
    の「Add Layer」をクリック








    Filters:「Add」をクリック








    すると地形の形状を良い感じに変えてくれるフィルター一覧が表示されます。

    まず、Ridged → Small Sharp Ridges
    を選択し、

    「ADD & CLOSE」をクリック








    するとこのような形状に。
    「Ridge」とは海嶺のことですね。

    まぁとりあえずこれを使うと、
    「高さが抑えられ、形状がギュッと引き締められる」
    ぐらいに思っておいてOKです。

    それではフィルターをもう少し追加します。
    「Add」をクリック








    BscErosion → Wind
    を適用します。








    そして、FILTER PROPERTIES → Length
    の値を11ぐらいに上げると、地形がかなり砂漠っぽくなりましたね。

    ただ、この「Wind」は地形全体にかけてしまうとメリハリがなく味気ないので、
    地形の凹面のみにかけましょう。








    Cavity → Concave
    をクリック。

    これでよりメリハリが付き、リアルな砂漠地形となりました。








    さらに新たな「Wind」フィルターを追加し、Directionを310あたりに。
    先程とは逆向きにWindをかけ、調節した感じです。

    かなりリアルな砂漠地形になってきましたね!








    最後にまたCustom Base Shapeで地形を調整しました。
    いくつかポイントをつかんで盛り上げ、凸部分を増やした感じですね!

    このようにフィルターをかけた後でも地形の調節ができるのが強い。

    これで砂漠地形の作成については終了です!

    飯塚
    次はテクスチャ用のマップを作っていきます。

    World Creatorでテクスチャ用マップを作成



    ハケのようなアイコンをクリックしテクスチャタブに移動。
    「Add Layer」をクリック








    WorldCreatorをクリック。

    飯塚
    何も出てこない場合はDownload Assetsをクリックし、アセットのダウンロードを行ってください!








    「Mud_01」を選択し、「Add & Close」をクリック
    飯塚
    ちなみ何を選択してもOKです。
    ここではCinema4Dで使う「マット」のためにテクスチャを使っているので、実際にこの色になるわけではありません!
    何を言っているかわからない人は、とりあえず進めていったらわかると思います!








    するとこんな感じに。
    さらに追加するのでAddをクリック。








    同じ容量で「Sand_02」を追加しました。
    全体が砂漠っぽくなりましたね!

    ただ、この砂漠っぽさは地形が低いところのみに適用したいです。
    なので、下にスクロールしていった先にある、「Slope Select」にチェック。








    そして、Slope Rangeを0 ~ 34ぐらいにします。
    これで低い場所のみを砂漠っぽくにできました。

    Slope Rangeの定義は
    「選択中のテクスチャを、地形の角度△△度 ~ ◯◯度の場所のみに適用させる」
    というもの。

    今回は0 ~ 34にしたので、割と平坦な場所のみにSand_02が適用された形になります。

    低い場所のみに適用させたい時は、Height Selectでも良いんですが、
    個人的にはよりリアルになる「Slope Select」の方が好きですね!








    最後にSlope Smoothnessの値を0.54ぐらいに上げます。
    これによりテクスチャの境界がなじみます。

    以上で設定は終了!

    飯塚
    お次は「書き出し」をします!

    書き出し → Photoshopで調整



    右上の書き出しアイコンをクリックします。
    そして、「SURFACE」をクリック。

    地形の書き出し設定が表示されるので、設定していきます。

    まず、
    Select Format → OBJに。
    その名の通りOBJファイルで書き出すようにするということですね!

    次に、
    Quads → チェック
    三角ポリゴンではなく、四角ポリゴンで書き出すということです。
    ポリゴン数が抑えられるので推奨。

    そして、
    Select Resolution → Halfに変更

    これでOK!
    Exportをクリックして、任意の場所にOBJファイルを書き出してください!








    お次はテクスチャマップを書き出していきます。
    TEXTUREタブをクリック。

    ここで、Cinema4Dではかなり高解像度にテクスチャを読み込めるので、設定をしましょう。








    Surfaceアイコン → BASE → PRECISION
    を「1/4m」に変更します。

    これで、かなり大きな16000×16000のテクスチャを書き出すことができます。








    あとは先程の書き出し画面に戻り、デフォルトのままExportをクリック。
    tgaファイルを任意の場所に書き出してください。








    これは、割と時間がかかるので、ゆっくり待っておきましょう。








    書き出したtgaファイルをPhotoshopで開くとこんな感じ。
    これをマットとして利用したいので、白黒に変えます!








    tgaファイルのレイヤーを選択した状態で、
    選択範囲 → 色域指定
    をクリック。








    デフォルトのままOKをクリック








    すると色別に選択がされますので、この状態で右下の「マスクを追加」ボタンをクリック








    はい、すると赤の部分が抜けましたね。








    レイヤーをダブルクリックし、レイヤースタイルを呼び出します。

    そして、カラーオーバーレイにチェックを入れ、
    色を白に設定し、OKをクリック。

    これで真っ白なレイヤーができました。








    あとは新たにレイヤーを作成 → 塗りつぶしで真っ黒に → そのレイヤーを下層に
    これで白黒マップができました!!

    これを任意のファイルで書き出して終了です!
    今回はPNGで書き出しました。

    飯塚
    OBJファイルと白黒マップという材料が揃ったので、Cinema4Dで砂漠を作っていきます!

    Cinema4Dで作成



    Cinema4Dを開き、先程書き出したOBJファイルを読み込みます。

    飯塚
    読み込みは、ドラッグ&ドロップでもOKですし、プロジェクトをマージ(Ctrl + Shift + O)でもOK!








    かなり精巧な地形が確認できますね!
    ただ、よく見ると少しギザギザ感があります。








    なので、まず適用されているPhong角度を180度にします。








    また、スムージングデフォーマを15%ほどかけます。
    これでギザギザがかなり緩和されました。
    また、動作も軽くなったはずです!








    RedshiftのDome Lightを作成し、プレビューしてみるとこんな感じ。
    飯塚
    もちろんライトはノーマルのものでも、OctaneでもなんでもOK!








    少しまぶしすぎたので、Redshiftカメラを作成し、F値を上げました。

    それではマテリアルを設定していきましょう!
    地形にRedshiftマテリアルを適用してください。

    流れとしては、Material Blenderを使って作っていきます。
    Material Blenderのマットにフォトショップで作った白黒マップを使用!

    Material Blenderってそもそもよくわからないよって方はこちらを!








    このようにMaterial Blenderに2つのRS Materialを接続。
    名前は「さばく」と「岩」にしました!








    ここで、先程フォトショップで作った白黒マップを適用!
    Layer1のBlendカラーに接続します。

    そして試しに「さばく」のほうのマテリアルのDiffuseカラーを変えると、うまい具合に砂漠部分だけ色が変わりましたね。

    飯塚
    このように、Photoshopで作った白黒マップは、Material Blenderのマットとして使うのです!

    あとは「さばく」と「岩」のそれぞれでマテリアルを作っていけばOK
    ここから先はお好みで作っていただければ良いのですが、Redshiftを使ったやり方を一応紹介します!

    まず「さばく」のほうから作りましょう!








    いわゆるPBRテクスチャを使ってRedshiftマテリアルを作っていきます。

    今回はPoliigon.comでダウンロードしたテクスチャを使いましょう。

    飯塚
    Poliigon.comは有料でテクスチャ素材がダウンロードできるサイト。
    ここの良いところはサブスク以外に、買い切りで購入できるところ!
    サブスク貧乏になるのが嫌なので、いつも僕はこのサイトで揃えています。










    「Cliff Desert 004」と「Ground Sand Desert Rippled 001」を使っていきます。








    ダウンロードしたらこのようなファイルが手に入ります。
    大体使うのはカラーとノーマルぐらいですね!








    カラーとノーマルの設定をしました。
    また、「さばく」マテリアルのリフレクションは0にしています。
    また、少し暗いと感じたのでRedshift Sun & Sky Rigを追加しています。








    同様に「岩」のマテリアルも作成。
    飯塚
    この辺はRedshiftの知識になるので、ざっくりと解説しています。
    もし、Redshift自体があまり使えない・・・という方は以下の記事をぜひ。








    あとはお好みでRedshift EnvironmentやVDBなどを用いて調節すれば完成!

    World Creatorをマスターしよう!

    World Creatorについてもっと知りたい方はぜひ上記記事をご参考ください。

    • 使い方
    • 作品例
    • 他の地形作成ソフトとの比較
    • 価格・最も安く買う方法
    • インストール方法
    • おすすめのプラン
    などなど、World Creatorに関する全ての情報をまとめています。
    ※本記事の内容も含む。

    World Creatorを何年も使いたおしている僕がわかりやすくまとめましたので、ぜひ一度覗いてみてくださいね!

    まとめ


    • World CreatorとCinema4Dで砂漠を作る方法を解説!
    • World CreatorでOBJファイルと白黒マップを作ればOK!
    いかがだったでしょうか。
    World CreatorとCinema4Dを連携させる方法が理解できていれば幸いです。

    Redshift部分の解説がよくわからなかった方は、まずRedshiftの基礎を勉強する必要があります。

    僕は上記のLFO Designを受講しました。
    かなりおすすめの講座なので興味があればぜひ!

    それでは今回の記事は以上です。


    ブログ以外にも»YouTube»Twitter»オンライン講座など運営していますので
    ぜひ一度覗きにきてください!








    皆様のお時間をあまり奪わぬよう、短時間でサクッと視聴できる動画作りを目指しています。




    デリュージョン飯塚でした。


    2023年12月3日 追記
    ここまで読んでいただいたお礼として、本ブログのオンラインショップ(講座)で使える
    特別クーポンをお贈りいたします。


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    以下のショップで使う事が可能です。
    »IzukaEffects-Online


  • クーポンは数量限定(5個)です。
  • 先着人数に達した場合、「クーポンは有効ではありません」と表示されますのでご注意ください。
  • TurbulenceFD、World Creatorは提携商品のため使用不可となっています。

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