こんにちわ!
映像編集者のファイアー飯塚と申します!
今回はAfterEffectsを高速化させる方法を5つ紹介します!!

目次
AfterEffectsを高速化させる方法5選
① メモリの割当量を変える
PCメモリをよりAfterEffectsで使ってもらうように設定します
編集/環境設定/メモリ(Windows)
After Effects/環境設定/メモリ(Mac OS)
① = 使用中のPCに搭載されているメモリ量
② = 他のアプリケーションに使用するメモリ量
③ = AfterEffectsに使用するメモリ量
です
②を下げることで、AfterEffectsに使用できるメモリ量を増やせます
AfterEffectsを使用中に他のソフトをほとんど使わない人は②を下げる事を推奨
② キャッシュ削除
ディスクキャッシュを空にするをクリック
これでOK
それは初めての訪問の際に、画像データなどをキャッシュとして一時的に保存しているのです。
普通使わないキャッシュは削除されていきますが、AfterEffectsの場合削除されずに残ってしまいます。
また、削除してもデータが消えるという訳ではないのでご安心ください。
③ 未使用アイテムの削除
プロジェクトパネル → 検索マーク横の「▼」をクリック
未使用を選択
ずらっと使っていないアイテムが表示されます
今後も使わないのであれば削除しましょう

④ コンポジションをフッテージに
「背景」というコンポは重いエフェクトをばしばし入れています
こういった激重コンポはレンダリングしてフッテージにしましょう(mp4やシーケンスとして保存するということ!)
通常のレンダリングの要領でフッテージとして書き出します
重いエフェクトを毎回読み込むから重いのであり、フッテージにすればかなり軽くなります
おすすめはjpgシーケンス。音がある場合はmp4でもいいかもしれません。

使いまわしているエフェクトや背景をフッテージにする事をおすすめします
僕は背景やパーティクル系のエフェクトは自作してフッテージにしています。
毎回作成するのはめんどくさいし、フッテージにすることで軽くなりますからね。
無駄な時間がかなり減り編集がはかどるようになりました。
数は少ないですが、100円ぐらいで背景素材を販売していますのでぜひご活用ください。
⑤ プロキシを作成
先ほどフッテージにすれば軽いと言いましたが、それでも解像度が高いと重い物もあります
その時はプロキシを作成しましょう
プロキシファイルは元の動画よりも解像度やビットレートが低いのが一般的です。
もちろん書き出し時には元の動画を使うのでご安心ください。

プロジェクトパネルから
重い動画を右クリック → プロキシ作成
を選択
プロキシの保存場所を聞かれる
任意の場所、名前で保存
レンダリングの画面に移るので、レンダリングを行う
するとプロキシ化したムービーの横にボタンが現れます
こちらをオンオフする事でプロキシと元のムービーを切替可能

それでも重い場合は?
本記事の内容を試しても症状が治らない場合は少なからずあります。
その際はPCの性能が原因かもしれません。
AfterEffectsは結構スペックを必要としますので、買い替えを検討してもいいかもしれません。
今後も映像制作をするのであれば、遠からずPC買い替えはすることになると思います。
いきなりPC購入は高すぎる・・・という方はメモリだけでも増設してはいかがでしょう!
メモリ PC 増設で検索すればやり方はたくさんでてくると思います!
なんにせよAfterEffectsは何かとお金がかかりますので、お金をかけないでいいところはなるべく節約することをおすすめします。
僕はAdobe CCをスクールで購入することで年間3万円以上は費用をおさえてます。
まとめ
AfterEffectsを高速化する方法を5つ紹介しました!
そもそも重いエフェクトを使わないようにする、AfterEffects以外のアプリケーションを閉じるなども試してください!
それでも重い状況が続く場合は、PC自体の性能を見直してみるしかないかもしれません
それでは。