こんにちわ!
3D・映像編集者 & オンライン講師のデリュージョン飯塚と申します!
今回は!ポイントから円形を作る無料スクリプト「Point2Circle」の紹介!
「Point2Circle」は例えばこういった四角形のポイントを・・・
ワンクリックで円形のポイントに変換してくれるスクリプトです!
インストール方法と具体的な使い方を解説しますね。
それではいきましょう!
目次
「Point2Circle」のインストール方法
Points2CircleR23
上記リンクから「Point2CircleR23.zip」をダウンロードしてください。
ダウンロードしたものをCinema4Dの「scripts」というフォルダに入れます。
「scripts」フォルダの場所は、Cinema4Dの一般設定から確認できます。
Ctrl + Eで一般設定を開き、左下の「一般設定フォルダを開く」をクリック
「library」をクリック。
そこに「scripts」フォルダがあります。
R23以上の方はその中に、先ほどダウンロードしたzipファイルを展開し、「Point2Circle23」フォルダを丸ごといれてください。
R23未満の方は「Point to Circle.CSC」をそのままいれてください。
これで準備は完了です。
「Point2Circle」の使い方
画像のように複数のポイントを選んだ状態で、
上部メニューの「機能拡張」 → ユーザースクリプト → Point2Circle
をクリック
すると円形のポイントに変換できます。
ただし変換時、サイズが大きくなったり、回転がずれたりしますので、そこは手動で調整が必要です。
スケールツールや回転ツールでビューを切り替えながら微調節しましょう。
基本的な使い方は以上。
「Point2Circle」は円形の穴を開ける時によく使いますね。
例えばこのキューブの上面に円形の穴を開けたい時。
まずは穴を開けたい箇所のポリゴンを選択し
Ctrl + スケールダウンで小さくします。
ここで書くと話が発散しすぎますので、よくわからない方はトポロジーを勉強しましょう!
消します。
そして開けた箇所のエッジを選択し、
ポイントモードをCtrl + クリックし、ポイントの選択に変換。
ここで「Point2Circle」を使用。
サイズが大きくなりすぎているので、調節します。
完成!非常に綺麗にくり抜くことができました。
円型に切り抜く時、ブールじゃダメなの?
穴を開けるといえば「ブール」が思いつきそうです。それではダメなのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。
もちろんブールでもいいんですが、ブールは汚いトポロジを生成してしまいます。
デフォーマを使う予定があったり、SDSをかける予定があるなら「Point2Circle」で綺麗にくり抜いておいた方がいいです。
「Point2Circle」と「ブール」のポリゴンの比較です。
一見良さそうに見えますが、例えばここにSDSをかけると
ブールのほうは穴の近くがめちゃくちゃなトポロジーになっていますね。
一方「Point2Circle」は非常に綺麗。
トポロジーの面からも「Point2Circle」は非常に使い勝手がいいのです。
まとめ
- 「Point2Circle」はワンクリックで円形ポイントに変換できるスクリプト!
- 綺麗なトポロジーを保てる
お役に立てていたら幸いです!
それでは今回の記事は以上です。
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以上、デリュージョン飯塚でした。
2024年12月11日 追記
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