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【日本語チュートリアル】World CreatorとCinema4Dで砂漠地形を作る【使い方 連携】

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こんにちわ!
3D・映像編集者 & オンライン講師のデリュージョン飯塚と申します!

今回は!World CreatorとCinema4Dを使って砂漠地形を作るチュートリアル記事!
World Creatorの具体的な使い方を実戦で学びましょう!

この記事はこんな人におすすめ
  • World Creatorを勉強中の人
  • World Creatorの使い方が知りたい人
  • World CreatorとCinema4Dの連携が知りたい人

作るのはこちら。
この記事を読めば、World Creatorの使い方の流れが理解できます。

この記事を書いた人

デリュージョン飯塚

  • 3Dアーティスト・講師
  • 映像編集者
  • YouTuber
  • ブロガー・Web製作者

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僕は、数ある地形ソフトの中からWorld Creatorを愛用中!
それではいきましょう!

参考チュートリアル動画

2024年11月23日 速報

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非常にお安くご購入できますので、ぜひご活用ください。

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また、価格は為替レートによって今後変更する可能性があります。


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注意

※この記事はWorld Creator 2を使用しています。
最新バージョンである2023の記事は現在執筆中ですので今しばらくお待ちください。

World CreatorとCinema4Dで砂漠地形を作る

使うソフト
  • World Creator
  • Cinema4D
  • Photoshop
  • Redshiftレンダラー

以上のソフトを使って作成していきます。
PhotoshopとRedshiftレンダラーについては別のものでも代用可能です。

流れは以下の通り。

  • World Creatorで砂漠地形作成
  • World Creatorでテクスチャ用マップを作成
  • 書き出し → Photoshopで調整
  • Cinema4Dで作成

それでは作っていきましょう。

World Creatorで地形作成



さて、早速World Creatorを起動したらまずやってほしいのが、保存!

World Creatorはかなり安定したソフトなので、落ちる事はほぼないと思いますが、
備えあれば憂いなし。プロジェクトを保存しておきましょう。

Ctrl + Sをクリック








するとどのようにプロジェクトを保存するのか聞かれます。
「Folder Structure」がおすすめです。こちらをクリック。








①:プロジェクトのパス
②:プロジェクトネーム
を入力し、Saveをクリック。

これでプロジェクトの保存が完了しました。








まずは地形サイズを大きくしましょう。

BASE → TERRAIN SIZE
デフォルトでは2048ずつになっていると思うので、4096をクリック








次に砂漠地形を作成していきます。

BASE → CUSTOM BASE PROPERTIES
の「Custom Base Shape」にチェックし、「Edit Shape」をクリック








すると地形作成モードになります。
ポイントをつかんで盛り上げてお好きな地形を作りましょう。








Selection Toolで真ん中の「Circleモード」を選び、
「Radius」をあげると複数のポイントを同時に掴むことができます。








こんな感じの地形にしました!
これは後からでも変更可能なので、なんとなくでOKです。

この状態だと砂漠には見えないので、フィルターをかけていきます。








FILTERS → FILTER LAYERS
の「Add Layer」をクリック








Filters:「Add」をクリック








すると地形の形状を良い感じに変えてくれるフィルター一覧が表示されます。

まず、Ridged → Small Sharp Ridges
を選択し、

「ADD & CLOSE」をクリック








するとこのような形状に。
「Ridge」とは海嶺のことですね。

まぁとりあえずこれを使うと、
「高さが抑えられ、形状がギュッと引き締められる」
ぐらいに思っておいてOKです。

それではフィルターをもう少し追加します。
「Add」をクリック








BscErosion → Wind
を適用します。








そして、FILTER PROPERTIES → Length
の値を11ぐらいに上げると、地形がかなり砂漠っぽくなりましたね。

ただ、この「Wind」は地形全体にかけてしまうとメリハリがなく味気ないので、
地形の凹面のみにかけましょう。








Cavity → Concave
をクリック。

これでよりメリハリが付き、リアルな砂漠地形となりました。








さらに新たな「Wind」フィルターを追加し、Directionを310あたりに。
先程とは逆向きにWindをかけ、調節した感じです。

かなりリアルな砂漠地形になってきましたね!








最後にまたCustom Base Shapeで地形を調整しました。
いくつかポイントをつかんで盛り上げ、凸部分を増やした感じですね!

このようにフィルターをかけた後でも地形の調節ができるのが強い。

これで砂漠地形の作成については終了です!

飯塚
次はテクスチャ用のマップを作っていきます。

World Creatorでテクスチャ用マップを作成



ハケのようなアイコンをクリックしテクスチャタブに移動。
「Add Layer」をクリック








WorldCreatorをクリック。

飯塚
何も出てこない場合はDownload Assetsをクリックし、アセットのダウンロードを行ってください!

「Mud_01」を選択し、「Add & Close」をクリック

飯塚
ちなみに何を選択してもOKです。
ここではCinema4Dで使う「マット」のためにテクスチャを使っているので、実際にこの色になるわけではありません!
何を言っているかわからない人は、とりあえず進めていったらわかると思います!

するとこんな感じに。
さらに追加するのでAddをクリック。






同じ容量で「Sand_02」を追加しました。
全体が砂漠っぽくなりましたね!

ただ、この砂漠っぽさは地形が低いところのみに適用したいです。
なので、下にスクロールしていった先にある、「Slope Select」にチェック。








そして、Slope Rangeを0 ~ 34ぐらいにします。
これで低い場所のみを砂漠っぽくにできました。

Slope Rangeの定義は
「選択中のテクスチャを、地形の角度△△度 ~ ◯◯度の場所のみに適用させる」
というもの。

今回は0 ~ 34にしたので、割と平坦な場所のみにSand_02が適用された形になります。

低い場所のみに適用させたい時は、Height Selectでも良いんですが、
個人的にはよりリアルになる「Slope Select」の方が好きですね!








最後にSlope Smoothnessの値を0.54ぐらいに上げます。
これによりテクスチャの境界がなじみます。

以上で設定は終了!

飯塚
お次は「書き出し」をします!

書き出し → Photoshopで調整



右上の書き出しアイコンをクリックします。
そして、「SURFACE」をクリック。

地形の書き出し設定が表示されるので、設定していきます。

まず、
Select Format → OBJに。
その名の通りOBJファイルで書き出すようにするということですね!

次に、
Quads → チェック
三角ポリゴンではなく、四角ポリゴンで書き出すということです。
ポリゴン数が抑えられるので推奨。

そして、
Select Resolution → Halfに変更

これでOK!
Exportをクリックして、任意の場所にOBJファイルを書き出してください!








お次はテクスチャマップを書き出していきます。
TEXTUREタブをクリック。

ここで、Cinema4Dではかなり高解像度にテクスチャを読み込めるので、設定をしましょう。








Surfaceアイコン → BASE → PRECISION
を「1/4m」に変更します。

これで、かなり大きな16000×16000のテクスチャを書き出すことができます。








あとは先程の書き出し画面に戻り、デフォルトのままExportをクリック。
tgaファイルを任意の場所に書き出してください。








これは、割と時間がかかるので、ゆっくり待っておきましょう。








書き出したtgaファイルをPhotoshopで開くとこんな感じ。
これをマットとして利用したいので、白黒に変えます!








tgaファイルのレイヤーを選択した状態で、
選択範囲 → 色域指定
をクリック。








デフォルトのままOKをクリック








すると色別に選択がされますので、この状態で右下の「マスクを追加」ボタンをクリック








はい、すると赤の部分が抜けましたね。








レイヤーをダブルクリックし、レイヤースタイルを呼び出します。

そして、カラーオーバーレイにチェックを入れ、
色を白に設定し、OKをクリック。

これで真っ白なレイヤーができました。








あとは新たにレイヤーを作成 → 塗りつぶしで真っ黒に → そのレイヤーを下層に
これで白黒マップができました!!

これを任意のファイルで書き出して終了です!
今回はPNGで書き出しました。

飯塚
OBJファイルと白黒マップという材料が揃ったので、Cinema4Dで砂漠を作っていきます!

Cinema4Dで作成



Cinema4Dを開き、先程書き出したOBJファイルを読み込みます。

飯塚
読み込みは、ドラッグ&ドロップでもOKですし、プロジェクトをマージ(Ctrl + Shift + O)でもOK!

かなり精巧な地形が確認できますね!
ただ、よく見ると少しギザギザ感があります。






なので、まず適用されているPhong角度を180度にします。






また、スムージングデフォーマを15%ほどかけます。
これでギザギザがかなり緩和されました。
また、動作も軽くなったはずです!






RedshiftのDome Lightを作成し、プレビューしてみるとこんな感じ。

飯塚
もちろんライトはノーマルのものでも、OctaneでもなんでもOK!

少しまぶしすぎたので、Redshiftカメラを作成し、F値を上げました。

それではマテリアルを設定していきましょう!
地形にRedshiftマテリアルを適用してください。

流れとしては、Material Blenderを使って作っていきます。
Material Blenderのマットにフォトショップで作った白黒マップを使用!


Material Blenderってそもそもよくわからないよって方はこちらを!








このようにMaterial Blenderに2つのRS Materialを接続。
名前は「さばく」と「岩」にしました!








ここで、先程フォトショップで作った白黒マップを適用!
Layer1のBlendカラーに接続します。

そして試しに「さばく」のほうのマテリアルのDiffuseカラーを変えると、うまい具合に砂漠部分だけ色が変わりましたね。

飯塚
このように、Photoshopで作った白黒マップは、Material Blenderのマットとして使うのです!

あとは「さばく」と「岩」のそれぞれでマテリアルを作っていけばOK
ここから先はお好みで作っていただければ良いのですが、Redshiftを使ったやり方を一応紹介します!

まず「さばく」のほうから作りましょう!








いわゆるPBRテクスチャを使ってRedshiftマテリアルを作っていきます。

今回はPoliigon.comでダウンロードしたテクスチャを使いましょう。

飯塚
Poliigon.comは有料でテクスチャ素材がダウンロードできるサイト。
ここの良いところはサブスク以外に、買い切りで購入できるところ!
サブスク貧乏になるのが嫌なので、いつも僕はこのサイトで揃えています。

「Cliff Desert 004」と「Ground Sand Desert Rippled 001」を使っていきます。






ダウンロードしたらこのようなファイルが手に入ります。
大体使うのはカラーとノーマルぐらいですね!






カラーとノーマルの設定をしました。
また、「さばく」マテリアルのリフレクションは0にしています。
また、少し暗いと感じたのでRedshift Sun & Sky Rigを追加しています。






同様に「岩」のマテリアルも作成。

飯塚
この辺はRedshiftの知識になるので、ざっくりと解説しています。
もし、Redshift自体があまり使えない・・・という方は以下の記事をぜひ。

あとはお好みでRedshift EnvironmentやVDBなどを用いて調節すれば完成!

World Creatorをマスターしよう!

World Creatorについてもっと知りたい方はぜひ上記記事をご参考ください。

  • 使い方
  • 作品例
  • 他の地形作成ソフトとの比較
  • 価格・最も安く買う方法
  • インストール方法
  • おすすめのプラン

などなど、World Creatorに関する全ての情報をまとめています。
※本記事の内容も含む。

World Creatorを何年も使いたおしている僕がわかりやすくまとめましたので、ぜひ一度覗いてみてくださいね!

まとめ

  • World CreatorとCinema4Dで砂漠を作る方法を解説!
  • World CreatorでOBJファイルと白黒マップを作ればOK!

いかがだったでしょうか。
World CreatorとCinema4Dを連携させる方法が理解できていれば幸いです。

Redshift部分の解説がよくわからなかった方は、まずRedshiftの基礎を勉強する必要があります。

上記の講座をぜひご検討ください。

それでは今回の記事は以上です。

ブログ以外にも»YouTube»Twitter»オンライン講座など運営していますので
ぜひ一度覗きにきてください!


皆様のお時間をあまり奪わぬよう、短時間でサクッと視聴できる動画作りを目指しています。


以上、デリュージョン飯塚でした。


2024年11月23日 追記
ここまで読んでいただいたお礼として、本ブログのオンラインショップ(講座)で使える
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先着人数に達した場合、「クーポンは有効ではありません」と表示されますのでご注意ください。
TurbulenceFD、World Creatorは提携商品のため使用不可となっています。


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