こんにちわ!
3D・映像編集者 & オンライン講師のデリュージョン飯塚と申します!
今回は!After Effectsで簡単に高品質な反射が作れる「VFX Reflection」を紹介!
「Red Giant Complete」に収録されているプラグインです。使い方をざっくり解説します!
- After Effectsで反射表現を簡単に作りたい人
- VFX Reflectionがどんなプラグインか知りたい人
- Red Giant Completeの購入を検討している人
それではいきましょう!
目次
「VFX Reflection」の使い方
実例を見せながら解説していきます。
上記画像のように、湖の上にあるロボット(コンポジション名:「Robo」)に「VFX Reflection」で反射を加えていきましょう。
今回は「VFX Reflection」の解説にスポットを当てたいので、
ロボット自体の合成は割と適当にしています!笑
それでは解説開始!
まず、「VFX Reflection」を適用しましょう。
すると、黄色い軸が現れます。
この黄色い軸をロボットの下に持っていきます。
すると真下に反射が現れましたね。
反射の位置は、基本この黄色い軸で調節します。
中央の軸をずらせば向きと長さを変えることができます。
場合によってはこういった反射もありますよね。
今回は少しだけ斜めにしました。
基本的な反射の作り方はこれだけです。1レイヤーで完結できるのが強みですよね。
ただ、この反射じゃクオリティが低いので、ブラッシュアップしていきましょう。
反射がくっきりしすぎているため、「Reflection Style」のパラメータをいじって反射の不透明度やぼかしを加えました。
Opacity | 反射の不透明度 |
Softness | 反射の柔らかさ・ぼかし |
Fade Length | フェードアウト長さ 数値を下げると先から消えていく |
Scale Reflection | 反射のスケール |
Offset Reflection | 反射のオフセット 位置の微調整に使う |
「Reflection Style」の主なパラメータ内容はこんな感じ。
今回はOpacity、Softness、Fade Lengthの数値を変えています。
お次はディスプレイスメントを加えましょう。
「Displacement」 → 「Displacement Map」
に背景のレイヤーを設定します。
そして、Horizontal Displacement、Vertical Displacementの数値をあげると、
反射が変形していきます。
これ何をしているかと言うと、背景レイヤーの情報に合わせた変形をしているんですね。
今回で言うと、水面のゆらぎを考慮した変形をしています。
水面の反射ってまっすぐにはならず、ゆらぎがあるので反射は変形しますよね。
その表現が一発でできるというわけです。
これは合成にとても便利で、個人的には「VFX Reflection」の目玉な機能だと思っています。
「Displacement Map」で少し反射の位置がずれてしまったので、
「Reflection Style」 → 「Offset Reflection」
で位置を調節
最後に反射を少し暗くしましょう。
「Reflection Blend」で
Gamma → 1.4
Brihtness → 0.5
これで完成です!
水面に映るロボットの反射を1エフェクト1レイヤーで完結できました。
近づいてみると、水面に合わせた変形をしているのがよくわかります。
これはかなりリアルな反射ですよね。
簡単に反射が作れて編集効率爆上がりです。
「VFX Reflection」のチュートリアル
販売元のRed Giant公式チャンネルのチュートリアル
ただし、こちらの映像は古いバージョンの動画なので「Displacement Map」の解説はありません。
他の機能は同じなのでご安心ください。
同じくRed Giantのチュートリアル(3:17~)
「Displacement Map」の解説はこちらにあります。
最も安く買う方法は?
Toolfarmというサイトが1番安いです。
まず、「VFX Reflection」は「Red Giant Complete」に収録されているプラグインで、単体購入はできません。
なので、使いたい場合は「Red Giant Complete」を購入する必要があります。
購入方法や、他販売サイトとの値段の比較など、詳しくは上記記事をご参考ください。
After Effectsのプラグインは購入場所で値段が違うので、注意が必要です。
「Red Giant Complete」はToolfarmでクーポンを使って買うと、1万円は安く買えます。
まとめ
- 「VFX Reflection」は反射をエフェクト1つで表現できるプラグイン!
- 「Displacement Map」がとても便利
- 「Red Giant Complete」はToolfarmで安く手に入れよう
反射表現っていろんなところで使いますよね。
「VFX Reflection」はパパっと高品質な反射を作れるので、ぜひご活用ください。
それでは今回の記事は以上です。
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それでは!デリュージョン飯塚でした。
2024年11月21日 追記
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