こんにちわ!
3D・映像編集者 & オンライン講師のデリュージョン飯塚と申します!
今回は!エフェクトのフラクタルノイズでループ素材を作る方法を解説します。
- フラクタルノイズでループ素材を作る方法
- 別のやり方でループ素材を作る方法 おまけ
ループ素材は長尺にも使えて非常に便利なので覚えておくと良いです。
僕は現在After EffectsやPremiere Proを使って映像編集のフリーランスをしています。
ループ素材集の販売も実施中。
それではいきましょう!
目次
フラクタルノイズでループ素材を作る方法 2つ
フラクタルノイズでループ素材を作る方法を2つ紹介します。
- Evolution(展開)でループ
- Offset Turbulence(乱気流のオフセット)でループ
それぞれ見ていきましょう!
※本記事ではAfter Effects2021で解説していますが、どのバージョンでもやり方は同じです。
Evolution(展開)でループ
こんな感じでフラクタルノイズのEvolution(展開)アニメーションでループできる素材を作ります。
結論から書くと、Evolution(展開)でループのやり方は以下の通り。
- Evolution Options(展開のオプション)の項目を開く
- Cycle Evolution(サイクル展開)にチェック
- Cycle(in Revolutions)(サイクル(周期))の数値を設定
これでループさせることができます。
Cycle(in Revolutions)(サイクル(周期))の数値はループする回転数を指します。
例えば、「5」にすると、5回転ごとに同じ動きで展開してくれます。
作例として、10秒のループ素材を作ってみます。
10秒のコンポジションにフラクタルノイズを用意し、
0秒のところでEvolution(展開)0°でキーフレーム
10秒のところで5x+0°でキーフレーム
つまり、10秒で5回転のEvolution(展開)がされるようにしました。
その後、Cycle Evolution(サイクル展開)にチェック
Cycle(in Revolutions)(サイクル(周期))の数値を5に設定
これで10秒のループ素材が完成しました。
簡単ですね。
Offset Turbulence(乱気流のオフセット)でループ
お次はこんな感じでフラクタルノイズが横移動(または縦移動)してもループできる素材を作ります。
今回も10秒のループ素材を作ってみましょう!
まず「20秒」のコンポジションを準備。そこにフラクタルノイズの平面をセット。
Transform(トランスフォーム)の中にある、
Offset Turbulence(乱気流のオフセット)にエクスプレッション = [time*1000,value[1]]
を設定
valueとは「今設定しているパラメータを使いますよ」というエクスプレッション。
value[数値]の数値は次元を入力します。今回は2次元なのでvalue[0]がXの値、value[1]がYの値になるというわけですね。
次に10秒のコンポジションを作成し、先ほどの20秒のコンポジションを入れてください。
そして、コンポジションのアウトポイントが終了時間ぴったりになるように移動。
0秒のところでOpacity(不透明度)= 100 でキーフレーム
10秒のところでOpacity(不透明度)= 0 でキーフレーム
さらに20秒のコンポジションを追加
今回は移動させずにそのまま
0秒のところでOpacity(不透明度)= 0 でキーフレーム
10秒のところでOpacity(不透明度)= 100 でキーフレーム
これで10秒のループ素材が完成!
Evolution(展開)と組み合わせるとより良い物ができます。
試してみてね!
この方法はフラクタルノイズやMirのような複雑な形状の場合に使えます。
ループ素材を作る方法まとめ
上記リンクでは別のやり方でループ素材を作る方法をまとめましたので、ぜひご参考ください。
Particular、Form、トランスフォームなどでループ素材を作る方法を載せています。
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まとめ
- Evolution(展開)でループ素材作成
- Offset Turblence(乱気流のオフセット)でループ素材作成
いかがだったでしょうか。
ループ素材は長尺にも使えて便利ですよね。
youtube動画やサムネイルで背景としてよく使ってます。
ぜひループ素材の作り方をマスターしましょう!
それでは今回の記事は以上です。
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それでは!デリュージョン飯塚でした。
2024年11月23日 追記
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