こんにちわ!
3D・映像編集者 & オンライン講師のデリュージョン飯塚と申します!
今回は「はじめよう!作りながら楽しく覚えるAfterEffects」をレビューします!
初心者の最初の1冊に最適なのでぜひ参考にしてください!
この記事はこんな人向け!
- AfterEffectsの入門書を探している
- この本の購入を検討している
最初の一冊はコレでした
それではいきます。
目次
はじめよう!作りながら楽しく覚えるAfterEffectsとは
本書は、はじめてAfter Effectsを使う人、かつてトライしたけど挫折した人などを対象に、著者が試行錯誤してAfter Effectsをマスターしたノウハウをベースに、これまでの入門書とは異なったアプローチ方法で確実に、しかもラクに楽しく使い方を覚えられるチュートリアルブックです。 本書紹介より抜粋
一言で言えば「AfterEffectsの超入門書」!
この本のコンセプト(抜粋)
- まずは簡単で、効果がわかるシンプルなサンプルを自分で作る
- サンプルを作りながら、After Effectsの仕組みを理解する
- サンプルを作りながら、取りあえず必要な機能に絞って覚える
- 難しいが重要な機能も、シンプルなサンプル作りで楽しく覚える
とにかくAfterEffectsを全く触ったことない人向けの本ですね
本書おすすめポイント
実際に読んで感じたおすすめポイントをざっと書きます!
初心者にも分かる単語で解説!
とてもわかりやすい言葉で解説が書かれています
こういった参考書でありがちなのが
ってなること
しかし本書は初心者でも読めるように簡単な単語しか使われておりません
コンポジションの説明も非常にわかりやすい
AfterEffects始めたばかりの時は
コンポジションって何!?
って状態からスタートですもんね
本書は専門用語が何もわからない方でも問題なく読めます
というか僕が実際そうだったんですが、かなりさくさく読めました
実際に手を動かしながら学習できる
これもかなり良いポイント
本書は、手順が一つ一つ書かれているので順を追って手を動かしながら学習できます
たとえばこちらのページ
火を作ってみよう!という章
見ていただくと分かるように、手順を一つ一つ丁寧に解説しています
実際に手を動かしながら学習できるので、このエフェクトをかけるとこういう効果が出る
といったことが直感的に分かるので助かります
画像が適宜使用されているのも見やすいですよね
表紙にもまさに書いてありました笑
でも本当にその通りだと思います
一通りのエフェクト表現を網羅
一つ一つ丁寧に説明してるので、逆に内容が少ないのでは・・・?
と思われた方いるかもしれません
しかし、本書では基本的なエフェクト表現は一通り網羅されています
- ブラー
- フラクタルノイズ
- パーティクル
- エクスプレッション(wiggle,time,etc...)
- 3Dレイヤー
などなど
とにかく初心者が学ぶべきエフェクト表現は、ある程度学習可能
また後ほど本書コンテンツについて解説します
読みやすいデザイン
文字が少なくて読みやすい!
文字に抵抗ある人いますよね・・・
僕です!
ずらーーーーーーっとたくさん書かれていると眠たくなります
でも本書なら大丈夫!
見ての通り簡潔に書かれています
図や写真の配置も良くて読みやすいデザインだなーと感じました
さくさく読めます
安い
急にお金の話ですが、安いです!
アプリケーションの参考書は4000円〜5000円ぐらいのイメージですが
本書は2500円(税別)
安いと思います
AfterEffects自体にお金がかかるので勉強代は安く済ませたいところ!
本書イマイチポイント
どんなものでも一長一短
イマイチな点も書いておきます
ご参考ください
本格的な表現は学べない
初心者向け本なので当たり前ですが本格的な表現は学べません
アクション映画のようなCGをばしばし学びたい!って人は別の本を読んだ方がいいでしょう
あくまでも初心者用の本
AfterEffects用語、操作方法、基本的なエフェクトを学ぶ本ですのでご注意を!
イマイチな点というか当たり前のことですが笑
サンプルデータがない
参考書によくあるサンプルデータのダウンロードはできません
僕はむしろ自分で手を動かしたい派なのでサンプルは要らないですが
欲しい人にとってはマイナスかもしれませんね
本書のコンセプトが「実際に手を動かす!」なのであえて作らなかったのかも
コンテンツをざっくり紹介
本書は10章から構成されています
それぞれの章についてざっくりと解説します
1章 操作方法
目次では「とにかく特殊効果を1つ作ってみよう」になっています
この章では基本的な操作について解説
初期設定、コンポジションの作成、プロジェクト保存などなど
最初の1歩って感じですね
2章 文字を動かす
2章では主にテキストを扱います
テキストを途中から出現させたり、グルグル回してみたり
エコーがかかりながら回っているテキストはシュールですね笑
3章 図形を動かす
3章ではシェイプレイヤー、つまり図形を動かします
ベジェ曲線についても少し触れています
星をハート型に動かす方法が学べます
4章 定番エフェクト
4章では定番のエフェクトを使用
・ぼかすための「ブラー」
・光らせる「グロー」
・霧表現の「フラクタルノイズ」
などなど
5章 パーティクル
5章はパーティクルについて
花火のような表現、炎、星が広がる表現など
AfterEffectsの醍醐味パーティクルを学べます
6章 エクスプレッション
6章はエクスプレッション
プログラミングのようなものです
time,wiggleなどよく使うエクスプレッションについて学べます
7章 3D表現
7章は3D表現について
ライトやカメラの設定についても学べます
3Dを理解すればクオリティが一気に上がるのでよく読んでおきたいですね!
8章 複数のレイヤーを動かす
8章はヌルやプリコンポーズなど複数のレイヤーを動かす方法について
こちらも必須テクニックなので練習あるのみ!
9章 合成テクニック
9章は合成テクについて
マスクやトラックマット、描画モードについて学べます
初めて学ぶ人にはとっつきにくい部分ですが、非常にわかりやすく解説されています
10章 読み込みや保存
10章はデータの取り扱いについて
保存方法や動画の読み込みについて書かれています
作ったエフェクトは保存しないと意味がないので重要な章です!
口コミ
本当に超初心者用でした。
文体が堅苦しくなくて読みやすかったです。
どこの何をクリックすればいいか、その結果がどの画面に反映されるかが分かりやすく
ストレスなく読み進められました。
最初からそれっぽいものが作れるので、最後までモチベーションが保てました。
でも少し物足りないかな、という気もしたので、次はもっといろいろなことができる教科書を買おうと思います。
でも最初の教科書としてはとっても良かったと思います。
紹介されている内容は少ないものの、機能の羅列ではなく順番に作っていくので読み疲れない
全ての口コミをまとめると
- 最初の1冊に最適
- 知識がすでにある人には少し物足りないかも
- 読みやすい
と言った感じでしょうか!
僕の感想とほぼ相違ないです!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
何度も書いていますが、最後にまとめます!
- 入門書として最適!
- AfterEffectsを勉強したいと思っている人に最適
- 簡潔かつ基本的な機能を網羅
右も左もわからない状態から脱却させてくれたので、ありがたかったです。
入門書はいくつか書いましたが、これ1冊でよかったなぁと思いました。
これから勉強したい方は検討してみては?
この本からAfterEffectsライフをスタートしましょう!
それでは今回の記事は以上です。
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それでは!デリュージョン飯塚でした。
2024年12月11日 追記
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