こんにちわ!
3D・映像編集者 & オンライン講師のデリュージョン飯塚と申します!
今回は!Unreal Engine 5が快適に使えるPCスペックのお話!
- Unreal Engine 5に推奨PCスペックが知りたい
- これからUnreal Engine 5を始めたいと思っている
- 最低限どのぐらいのスペックが必要か知りたい
この記事を読めばUnreal Engine 5に最適なPCスペックがわかります。
結論を先に書くと、
CPU → Corei7ぐらいは欲しい!
GPU → RTX4060ぐらいは欲しい!
メモリ → 32GBぐらいは欲しい!
という感じ。
5つのPCで動作をざっくりと検証してみたのでぜひご参考ください。
それではいきましょう!
この記事は
「独学でUnreal Engine 5をマスターするためのロードマップ」の第0章です
0章:Unreal Engineとは何かを知る
1章:インストールと初期設定
2章:使い方・基本操作と概念を学ぼう
3章:ゲーム(作品)を作ってみよう
4章:よりレベルの高い、専門的な知識を付けよう
5章:自分の作品を作り続ける
目次
Unreal Engine 5の推奨スペック
まず、公式サイト推奨スペックを見てみるとこんな感じです。
ただ、これらの数値は最低限これだけあれば動きますよという値になので何とも言えません。
個人的に、ここに書いてあるスペックは少々低いと思います。
推奨スペックはどのようなゲーム・映像を作りたいのかにもよりますよね。
かなり重いリアルなシーンを作りたいという方はそれだけ高性能なPCを要求されますし、
ローポリで簡単な軽いシーンだけだったらそこまでスペックは不要です。
とはいえ初心者の方は、自分がどのぐらい重いシーンを作るかすらよくわからないですよね。
ということでここから5つのPCで動作を検証し、ざっくりとした結論を出していきます!
5つのPCで検証
僕が持っているPCでUnreal Engine 5を使用し、
実際の使用感を検証していきます。
① 最弱ノートPC スペックLv.★☆☆☆☆
型 | ノートパソコン |
OS | windows |
CPU | Core i5 |
メモリ | 8 GB |
GPU | なし (CPUの内蔵GPU) |
ストレージ | SSD 256GB |
料金 | 約 7万円 |
製造年 | 2012年 |
最初は大学生になった時に買ってもらったノートパソコン
親にいただいたものを最弱というのは心が痛いですが・・・笑
Unreal Engine 5の動きは....
全然ダメ!
製造年も古すぎるし、このレベルだと全く動かないですね。
予想はしていましたが、流石に使えたもんじゃありませんでした!
このレベルだと新しいものでも使うのは厳しいかと!
② MacBook Air 2020 13インチ スペックLv.★★☆☆☆
型 | ノートパソコン |
OS | Mac |
CPU | Apple M1チップ |
メモリ | 8 GB |
GPU | Apple M1チップ |
ストレージ | SSD 512GB |
料金 | 約 12万円 |
製造年 | 2020年 |
続いてはM1チップのMacのノートパソコン。
ブログを本気でやるために2020年に買ったものです。
Unreal Engine 5の動きは....
意外と動くけど、カクつく場面は多い
想像よりは動いてくれましたが、
少し複雑なシーンになるとカクつきます。
ということでM1チップのMacBookでUE5を触るのはあまり推奨しませんね
③ Raytrek-V XT (BTO デスクトップPC) スペックLv.★★★☆☆
型 | デスクトップパソコン |
OS | windows |
CPU | Core i7-7700 |
メモリ | 32GB |
GPU | GTX1060 6G |
ストレージ | SSD 512GB , HD 1TB |
料金 | 約 16万円 |
製造年 | 2016年 |
2016年製と結構古いPCですが、
メモリとGPUは割と良いものを使っているモデル
また、ここで初のデスクトップ型
Unreal Engine 5の動きは….
結構動いた!!
重いシーンになってくるとやはり苦しい場面も出てきましたが、
基本的には割と動きました。
ということでこのあたりのスペックがボーダーなのかなと。
パソコンSEVEN(RTX4060 + Corei7)
僕がおすすめのサイトでいうとこのへんですかね。
今はRTX4060も出ていて、2016年のものよりも性能は上がっているので、
よりサクサク動くかと!
④ MacBook Pro Apple M2 Max スペックLv.★★★★☆
型 | ノートパソコン |
OS | Mac |
CPU | Apple M2チップ(Max) |
メモリ | 32GB |
GPU | Apple M2チップ(Max) |
ストレージ | SSD 2TB |
料金 | 約 50万円 |
製造年 | 2023年 |
外出先でも映像編集ができるようにと2023年に買ったもの。
M2 Maxなのでスペックはかなり高いです。
Unreal Engine 5の動きは….
結構動いた!!
体感としては、③のPCと同じか、少し上ぐらいです。
スペックとしては③よりもかなり高いのに、このような結果になったのは
やはりノートパソコンだからでしょうか。
UE5のように3Dソフトをやるならノートじゃなくてデスクトップの方が良いでしょう。
バッテリーの消費もエゲつないですし^^;
⑤ 最強スペック自作PC スペックLv.★★★★★
型 | デスクトップパソコン |
OS | windows |
CPU | Ryzen 9 5950X |
メモリ | 128GB |
GPU | GTX3090 |
ストレージ | SSD 1TB ×3 |
料金 | 約 50万円 |
製造年 | 2021年 |
2021年に自作で作ったハイスペックのPCです。
Unreal Engine 5の動きは….
サクサクです!問題なし!
これぐらいだとすごく快適ですね。
僕はこのPCでいつも3D作業をしています。
パソコンSEVEN(RTX4090 + Ryzen9)
サイトで言うとこのあたりです。
最初の1台としては高額だと思いますが、
今後は購入を検討しても良いかもですね!
余談:実際にインストールしてテストしてみよう
自分のPCでUnreal Engine 5が動くか不安・・・
という方は、実際に使ってみると良いと思います。
Unreal Engine 5は無料なのでテストし放題!
まとめ
- Unreal Engine 5を動かすには③のPCぐらいのスペックがあると安心
CPU → Corei7ぐらい
GPU → RTX4060ぐらい
メモリ → 32GBぐらい - ノートよりもデスクトップがおすすめ!
- ⑤のPCぐらいのスペックがあるとより安心!快適!
ざっくりとした結論ですが、いかがでしょうか。
もちろん、皆様がどんな作業をするかによって必要スペックは変わってきます。
ただ、まだUnreal Engine 5を触ったことがない人はそんなのよく分からないですよね。
とりあえず最初の1台は③のPCぐらいで
予算としては20万前後で考えると良いかと。
今後本気で3Dをがっつりやりたい!
という方は⑤ぐらいのスペックをいきなり購入するのもありですけどね。
少しでも皆様の参考になっていれば幸いでございます!
それでは今回の記事は以上です。
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皆様のお時間をあまり奪わぬよう、短時間でサクッと視聴できる動画作りを目指しています。
以上、デリュージョン飯塚でした。
2024年12月4日 追記
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